社労士で採用定着士の西野です。
先週末からゴールデンウイークが始まりましたね。
お休み中のご予定はありますか?
私は先週土曜日、名古屋で人生初の味噌カツを食べてきました笑
お休みモードの方も多いでしょうから、今週のメールはどうしようかと迷いましたが、
とても重要なことを手短かにお話したいと思います。
連休明け、6日(金)または9日(月)
きっと一定数以上の人が
「会社に行きたくない!」と思って
しまうことでしょう。
前回のメールでお伝えしましたが、
入社したての場合、初めての休日は要注意です。
何かモヤモヤを持ったまま休日に入ると
休日中に家族や友人に相談し、
「そんな会社ブラックだよ!」と
無責任なアドバイスを受ける可能性があるんですね。
本人がモヤモヤを持っている場合、
そのアドバイスは渡りに船。
「辞めよう」となってしまうからです。
今回のような大型連休の場合は、
入社1~2か月経過し、
せっかく馴染んできた人をも、
元に戻してしまう程の破壊力があります。
結果、休み明けは「会社に行きたくない」
となり、そのまま退職してしまう。
だからこそ、休みに入る前にモヤモヤを
解消させてあげることが大切です。
今日の夕方、退勤前に
「入社して少し経ったけど、入社前の
イメージとギャップのあるところは無い?」
と声をかけてみてはいかがでしょうか。
「何でそこまでやらんとあかんねん!」
「そんなメンタルの弱いヤツ要らんわ!」
そう仰る方もおられるとは思います。
でも、これは単に休み明けの離職対策
だけではありません。
このように声をかけるか、
放っておくかで、
その後の活躍に影響していきます。
社労士で採用定着士の西野です。
弊所の採用支援は、御社の採用ページを作って求人募集
するというものです。
いわば、採用専用のホームページです。
そんな提案を、社長にご提案している時によく言われるのが、
会社のホームページ上の求人情報を上手く活用したいということです。
せっかく会社のホームページがあるのに、なんで採用だけのホームページを作るねん
もったいないやろ!と。
確かに、今あるものを有効に活用して効果が出るのであればベストですよね。
でも、ホームページの求人情報はほぼ効果が期待できません。
その理由として2つあります。
1つ目は、
採用専用のページを作ると、indeedに御社の求人情報が掲載されます。
indeedは、このメルマガでも何度か取り上げていますが
最強の求人検索サイト、いわば求人に特化したGoogleです
Googleは海だとしたら、indeedは釣り堀にたとえることもできます。
太平洋のど真ん中で釣り糸を垂らすのと
釣り掘りとでは、どちらが目当ての魚が釣りやすいでしょうか?
ホームページの求人情報では、通常indeedに掲載されないので、
応募がくることはほぼないです。
例外として、ピンポイントの社名で検索してくれる方。
近所の人がたまたま仕事を探していて「A社が募集してたらいいのにな」って
ホームページを確認してくれる場合です。
童謡の「待ちぼうけ」みたいなものです笑。
2つ目として、
ホームページの求人情報にも、システム的な仕掛けを作ることで、
indeedに掲載される仕組みになっている場合があります。
おそらくホームページを制作するシステム会社がやってくれたのでしょう。
釣り堀で釣り糸を垂らすことになるので
「それだったらいいやん!」
って言われるのですが、実は余計にやっかいです。
どういうことかと言うと、
ホームページ上の求人情報って、あまり修正しませんよね…。
一度作ったら手を加えず、というのがほとんどです。
応募を集めようと思ったら、実際にどれだけ応募が来たか、
結果を検証して、求人情報を修正するという地道な作業が必要です。
・Plan(計画)
・Do(実行)
・See(評価)
を回すという、ビジネスでは一般的にしていることです。
ホームページ上の求人情報では
Plan(計画)
Do(実行)
で終わってしまいます。
では、採用専用のサイトを作ってどのように応募を集めていくのか?
それについてはこちら、先日からご案内しています「小さな会社の求人3つの仕掛け」
セミナーで詳しくお伝えします。
社労士で採用定着士の西野です。
中小企業の社長から、給与明細のweb化について聞かれることがあります。
その理由について尋ねると、今どき紙の給与明細って時代遅れじゃないかって!
たしかに、今年の4月から、給料のデジタル払いも解禁になりました。
ネットを見ても、給与ソフト会社がこぞってアピールをしています。
この現実を見ると、紙の明細は時代遅れって思うのも無理はないかと思います。
給与の支払い方法には、
1.昔ながらの現金払い(紙の明細)
2.銀行振込(紙の明細)
3.銀行振込(web明細)
4.デジタル払い(アプリ明細)
このように進化しています。
そして、新しい方法になるほど、メリットは増します。
・紙が要らない
・印刷が要らない
・封入が要らない
手間もコストも減少します。
一方で、お金ではない、給与という価値が減少するようにも思います。
給料袋に現金を入れ、1人1人「ご苦労様!」という一言を添えて手渡し。
給料袋と社長がかける言葉の重さを感じてもらうことができます。
銀行振込で紙の明細を手渡しになると、給料袋の重さはありません
が、社長から言葉をかけることはできます。
それがweb明細になると、メールで送付されるわけですから、
直接言葉をかけることができません。
受け取る側からすれば、気楽でいいのですが、
毎月定額の給料だと、給与明細を見ることさえないかもしれません。
中小企業の社長の場合、毎月の給料を捻出するために、
必死になって頑張っておられる方も多いでしょう。
その想いがスルーされ、当たり前のように給料日が過ぎ去っていくことになる。
そのようなことを考えておく必要はあります。
時代遅れとか進んでいるとかではなくメリットやデメリットを考えて選択することが重要だと思います。