社会保険労務士の西野毅です。

前回お伝えしましたキャリアアップ助成金は、有期契約社員を正社員にする為に訓練をするのが趣旨。なので、当然のことながら有期契約社員(契約社員・パート社員等)として雇用する必要があります。

そこで確認したいのが「試用期間」と「契約期間」の違い。

意外と区別できていない方が多いんです。

契約期間 とは、文字通り雇用契約について予め期間を定めること。

雇用契約書の内容にもよりますが、期間中の働きに応じて、契約更新するかどうかを判断するというケースが多いです。
この場合、契約更新する基準を定めておくことも必要です。

 

 

 

 

 

 

一方、試用期間も期間中の働きを見て本採用するかどうか判断するという意味では、契約期間と同じ趣旨ですが、こちらは「解約権留保付の雇用契約」になります。
本採用しない場合の基準は定めておく必要があります。

本採用の基準に達しない場合は、留保していた解約権を行使するという意味合いです。

ここで注意しなければならないのは、留保していた権利を使うといえども、解雇にあたるということです。
本採用されている人を解雇するよりもハードルは低くなりますが、解雇権濫用に当たらないように気を付ける必要があります。

では、解雇権濫用とは、
「合理的理由がある」「社会通念上相当である」この2つの条件をクリアしていなければ解雇権濫用になります。

何か難しい言葉が並んできました。

要は、試用期間後、本採用を拒否するのは相当難しいと考えて下さい。

それは困る~って方は、
「契約期間を定めた雇用契約」=有期雇用契約 とし、求人広告には記載し、「労働条件通知書(雇用契約書)」にも定め、齟齬が内容に説明しておくことが必要です。

間違っても、他社の「右にならえ」で求人しないようにして下さいね!

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