社会保険労務士の西野毅です。

前回ご紹介したキャリアアップ助成金(人財育成コース)は、非正規社員として採用し、正社員に登用する為に訓練する時に活用する助成金です。

今回は同じ採用でも新卒社員(正社員)を訓練する際に活用する助成金をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

えっ??
新卒社員には前回のキャリアアップ助成金(人財育成コース)は使えないの?

いいえ、新卒社員を非正規社員として採用する場合は大丈夫です!

でも、これは僕の考えですが、新卒の人達はできれば正社員として採用してあげたいです。

本来ならば、将来の雇用が保証されない非正規として採用し、訓練していく方がより成長を見込めます。

それに対し、新卒の場合は社会人未経験、環境にすぐに適応できるタイプならいいのですが、中には環境に慣れるまで時間がかかる、スロースターターの人もいます。

「石の上にも3年」というように、ある程度の猶予期間を見てあげて欲しいです。

さて、そんな新卒社員を正社員として採用した際の助成金ですが

●人材開発支援助成金(特定訓練コース) 認定実習併用職業訓練
前回と同じ期間、時間で考えてみましょう。

新卒採用(正社員)Aさんを6か月後間に教育します。
研修のカリキュラムは計900時間です(6か月間)

内訳)
OFF-JT(座学による研修)200時間
この内、20時間が社外研修で30万円かかりました。
残り、180時間は社内で上司や先輩が研修しました。

OJT(業務を通して教育する研修) 700時間

さて、この時の助成金はいくらもらえるでしょう?

答えは 73.92万円です。
生産性向上という要件をクリアすれば、94.67万円になります。


 

 

 

 

 

 

非正規社員の教育と比較すると助成金額はやや低くなります。
でも、これだけ出るのですから大きいですよね。

ここで注意点、
それだったら新卒社員も非正規で採用した方が得やん??

そんなことを考えてしまいますよね。

非正規社員として採用すること自体を否定するつもりはありません。
でも、なぜそうするのか、その考えをしっかり持って下さいね。

なぜなら、その根拠となる考えを伝えなければ、採用も困難ですし、本人に成長を促すことも難しいです。

「助成金の額が多い」という理由で判断するのは、目先では得をしても先々を考えると良いことは有りませんよ。

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